7月31日と8月1日の2日間で、フロンティア科サマーキャンプを実施しました。
サマーキャンプは本校フロンティア科1年生から3年生の3学年が参加し、九州医療科学大学とむかばき青少年自然の家で行われました。
1日目は九州医療科学大学において、午前中2つ、午後に2つの授業を各自選択して受講しました。各時間3種類の授業が用意されており、生徒は自分の進路に関わる内容や興味関心のある内容のものを受講していました。高校の授業との違いに驚いている生徒がいたり、専門的な内容に引き込まれた生徒もいたりして、大学の魅力を存分に感じることができました。
その後むかばき青少年自然の家へ移動し、入所式を済ませた後、夕飯のカレー作りを行いました。夕飯作りは火起こしから行い、ご飯も飯盒(はんごう)で炊きます。火がなかなかつかない班には他の班から助けに来てくれたり、ご飯を炊く時間や調理の火加減などアドバイスをしたり、お互い助け合っている姿が多く見受けられました。
2日目は自主学習をした後、フロンティア科が取り組んでいる課題型学習の発表会を行いました。2年生は先日、実践女子大学の吉田教授を招いて行った中間発表の内容を、3年生は先日、ひなた武道館で行われたMSEC(みやざきSDGs教育コンソーシアム)での発表内容を、他学年へ向けてプレゼンテーションしました。他学年の取組内容を知る良い機会にもなりましたし、特に1年生はこれからの探究活動に向け良い勉強になったと思います。
このサマーキャンプを通して、学校では学べない内容を多く吸収し、体験できた2日間でした。きっとこの経験を今後の学校生活へ活かしてくれることと思います。